アスラン編集スタジオ

4f51ff7edbfadda9ffac401ee3de13f2_s

メーカーによく言われることですが、「作れば売れる」時代はとうの昔に終わりました。モノも情報もあふれている現在は、消費者もかしこくなっています。昔と比較すると、ビジネスはむずかしくなっていると言えるのではないでしょうか。

同じことは私たちのような制作会社にも言えます。もともと文章は誰でも書けるものですし、デザインソフトも安価になり、使いやすくなりました。ましてクラウドワークスの時代です。多くのライター、デザイナーが価格競争に陥っていると言わざるを得ません。

 

しかし、ありがたいことに、アスラン編集スタジオは今のところ厳しい価格競争に巻き込まれずにすんでいます。とはいえ、もとから高価格を提示しているわけでもないのですが、フリーランスで活動するライター、クラウドワークスを主戦場とするライターと比較すると、それなりに高いギャランティではないでしょうか。

 

 

先日、スタッフとライター談義になり、「食えるライター、食えないライター」の違いについて考える機会がありました。

お客様に評価していただけるライター

=ある程度の報酬をいただけるライター

=食えるライター

に必要な要素は、2つあるのではないかというのが、結論です。

 

(1)企画を理解して書くライター

経営者に取材して原稿を書くとします。しかし、その原稿は「雑誌の経営者インタビュー」「幹部社員に向けた経営理念解説」「お客様に向けたセールスレター」「新入社員募集のためのメッセージ」など、企画の趣旨によってまとめ方はまったく違ってきます。

雑誌のインタビュー記事ひとつでも、経営者向けのものなのか、若手ビジネスマン向けなのか、新商品紹介なのか、さまざまありますよね。

企画の趣旨によって、必要な情報とそうでない情報を選り分け、わかりやすく、魅力的に書くためには、企画をしっかり理解している必要があるわけです。

 

(2)翻訳力のあるライター

「人に理解や納得を求める際には論理的に話すのが大切」と言われますが、実際の会話で完璧なロジックで話せる人はそう多くはいません。

それは、仕事のできる人でも、切れる経営者でも同じです。熱い気持ちがある分、同じセリフを繰り返したり、言葉が足りなくなったりします。

相手のセリフをそのまま文章にするなら、テキスト読み上げソフトと変わりません。機械でもできる作業です。ライターは、相手が本当に言いたいことを読み取って文章にする必要があります。極端な表現ですが、「言ってないけれど、いかにも言いそうなこと」を書いて、相手の思いを伝えやすい形に仕立て上げるのがプロのライターなのです。

その意味では、翻訳のような作業と言えます。

 

ひと言でまとめると、「書くことを作業にしない」ライターですね。

あるライターは「書くときは、取材相手が乗り移ったようになる。女優が役柄に入り込むのと同じ」と表現していました。

9e78a28996f81959d3bb63126d735f02_s

PAGE TOP
PAGE TOP