アスラン編集スタジオ

板書とノートの往復運動を通じて、子供同士で学び合っていくことが大切です。

安野 功

──『これでわかる板書&ノート指導』が刊行されました。

板書・ノート指導については、これまでも著書の中で部分的に言及してきたほか、<br />
研究成果を雑誌に寄稿してきました。<br />
今回、縁あって『板書・ノート指導』というテーマで1冊の本を執筆する機会を得て、<br />
指導法を体系的にまとめることができたと感じています。

板書・ノート指導については、これまでも著書の中で部分的に言及してきたほか、
研究成果を雑誌に寄稿してきました。
今回、縁あって『板書・ノート指導』というテーマで1冊の本を執筆する機会を得て、
指導法を体系的にまとめることができたと感じています。

──本書の特長はどのあたりにありますか。

この本には、小学校1年生から6年生までの発達段階と教科の特質に応じた項目を盛り込みました。特に、思考力、判断力、表現力といった今、子供たちに求められている力に結びつくような内容構成をとっています。<br />
<br />
また、今、教育の課題となっているのは、ノートに自分の考えをまとめるだけでなく、<br />
ノートを使って友だちの考えと交流したり、板書の上で交流したりすることです。<br />
そこで、板書とノートの往復運動を通じて、子供同士で学び合いながら自分を<br />
さらに高めていけるような手法を紹介しました。

この本には、小学校1年生から6年生までの発達段階と教科の特質に応じた項目を盛り込みました。特に、思考力、判断力、表現力といった今、子供たちに求められている力に結びつくような内容構成をとっています。

また、今、教育の課題となっているのは、ノートに自分の考えをまとめるだけでなく、
ノートを使って友だちの考えと交流したり、板書の上で交流したりすることです。
そこで、板書とノートの往復運動を通じて、子供同士で学び合いながら自分を
さらに高めていけるような手法を紹介しました。

──各教科について具体例が豊富なところも特徴的ですね。

「子供が中心となって、子供同士で授業をつくる」という基本的な方向性をもとに、<br />
教科の特質を反映させています。<br />
<br />
私自身、もともと17年にわたり小学校の教員をしていたので、すべての教科について<br />
基礎的な研究をしてきた経験も活かされています。<br />
<br />
教科ごとの特質を切り離してしまうと、「チョークの持ち方」「ノートの選び方」などの<br />
表面的なテクニックに終始してしまいがちです。この本では、そういった情報も押さえつつ、<br />
もっと踏み込んで解説したいという思いがあり、結果としてそれが満足できたと自負しています。

「子供が中心となって、子供同士で授業をつくる」という基本的な方向性をもとに、
教科の特質を反映させています。

私自身、もともと17年にわたり小学校の教員をしていたので、すべての教科について
基礎的な研究をしてきた経験も活かされています。

教科ごとの特質を切り離してしまうと、「チョークの持ち方」「ノートの選び方」などの
表面的なテクニックに終始してしまいがちです。この本では、そういった情報も押さえつつ、
もっと踏み込んで解説したいという思いがあり、結果としてそれが満足できたと自負しています。

──現場の先生に本書をどのように使っていただきたいとお考えでしょうか。

授業に取り組むときに、この本で読んだ内容を1週間に1つでもいいので<br />
実践していただきたいと思います。<br />
<br />
新しいことにチャレンジしないと教員の力は頭打ちになってしまいます。<br />
1つのチャレンジをすることで課題も生じるでしょうが、その課題を克服する過程で<br />
確実にワンランクアップできます。<br />
<br />
例えば、研究授業などをするときに、本書のアイデアをいくつか盛り込んだ授業づくりにチャレンジすると、<br />
授業力がグンとアップするはずです。<br />
専門的な授業力をつけたいと考える先生には、ぜひ読んでいただきたいですね。

授業に取り組むときに、この本で読んだ内容を1週間に1つでもいいので
実践していただきたいと思います。

新しいことにチャレンジしないと教員の力は頭打ちになってしまいます。
1つのチャレンジをすることで課題も生じるでしょうが、その課題を克服する過程で
確実にワンランクアップできます。

例えば、研究授業などをするときに、本書のアイデアをいくつか盛り込んだ授業づくりにチャレンジすると、
授業力がグンとアップするはずです。
専門的な授業力をつけたいと考える先生には、ぜひ読んでいただきたいですね。

──ありがとうございました。
著者略歴

安野 功(やすの・いさお)

國學院大學人間開発学部初等教育学科教授。昭和55年、埼玉県浦和市立小学校教諭。平成9年、埼玉県浦和市(現さいたま市)立教育研究所指導主事を経て、平成12年に文部省教科調査官、平成13年に文部科学省教科調査官、国立教育政策研究所教育課程調査官などを歴任。平成21年から現職。主な著書に『授業実践ナビ社会』(文溪堂、2010年)、『小学校社会授業で使える全単元・全時間の学習カード』(東洋館出版社、2013年)、『社会科の新しい使命』(日本文教出版、2013年)など多数。


國學院大学 公式プロフィール

PAGE TOP
PAGE TOP