真実の英語勉強法08 英語をダイレクトに理解する思考回路を手に入れる

ここまで「英語の本を読むのが英語上達の確実な方法」と
お話してきました。
しかし現実的には、英語初心者が英語の本を読みはじめると、
「ほとんど意味がわからない!」という状態に
陥ってしまうのが普通です。
英語初心者は、本を読むレベルの英単語が頭に入っていないため、
英文を読み進めることができません。
私たちが学生時代に覚えた英単語の数は約3000語ですが、
大衆小説を理解するには約5000~8000の
英単語を覚える必要があります。
英語初心者は、記憶している英単語が約3000語レベルなので、
英語の本を読むと1~2行ごとに意味のわからない単語が出てきて
読み進められなくなり、挫折してしまいます。
これを解決するには2つの選択肢があります。
1つ目の選択は、「英単語を覚えることをまずは優先する」です。
とりあえず約5000語を記憶すれば、
簡単な小説が読み進められるようになります。
といっても、英単語の意味を完璧に覚える必要はありません。
いくつもある意味のうち、代表的なものだけをざっくり覚えて、
本を読むことでその英単語が持つ細かいニュアンスを
掴んでいくと効率的です。
2つ目の選択は、「本のレベルを下げる」です。
大人の本を読むのが難しいという方でも、
英単語数の少ない子ども向けの本なら読みやすいでしょう。
どちらかの選択をすれば、徐々に英語の本を読めるようになっていきます。
ある程度の量の本を読むと、英文を読んだ時の
感覚が劇的に変わってきます。
「英文を読む→一つひとつのフレーズを日本語に置き換える」
という思考回路で理解していたのが
「英文を読む→そのまま英文として理解できる」
という感覚になっていきます。
この感覚を手に入れれば、英語初心者からは卒業です。
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