[あの人の言葉]忌野清志郎さん

才能があるから歌が出来ると
思ってるのかもしれないが、それはちがう。
ぼくはいつでも、いっしょうけんめい歌を作ってるんだよ。
才能があるから歌が出来ると思ってるのかも知れないが、
それはちがう。作っているんだよ。
(ミュージシャン)忌野清志郎
キング・オブ・ロックである。
清志郎、である。
清志郎が清志郎でいることが才能ではなかったのか。
清志郎でいれば、清志郎の歌が出来るのではなかったのか。
この言葉は、
反原発を強く主張したことで
発売中止になったアルバム「COVERS」について
語った話の一節である。
なんとシンプルで、力強い言葉なのだろう。
才能ではない。
「いっしょうけんめい」だ――。
キングがそう言うならば、
「才能がない」はもう言い訳にならない。
「いっしょうけんめい」になろう。
それが自分のメロディを奏でるのだ。
ちなみに、発売中止についての発言は、
以下のように結ばれている。
「できることなら、この胸を切り裂いて、
どんな気持ちで歌を作ったのか、見せてやりたいよ」
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