[時間術]1日30分、1月に1日の余裕を編み出す整理術

1日30分は「探す」という無駄な行為に使っている
1日に30分、余裕ができると、
忙しさからだいぶ解放されると思いませんか?
1日30分をウイークデー25日積み重ねると12時間30分。
実に、半日以上、オンタイムで言えば1日以上のフリータイムが手に入ります。
1日30分を編み出す方法は案外かんたんで、
整理・整頓を徹底することです。
なぜなら、私たちは1日に20~30間ほど
「探し物をする」という無駄な行為に使っているからです。
・作業に取りかかる前の資料
・パソコンに保存した書類
・バッグの中で迷子になった鍵
・アポの電話をする前の連絡先
整理整頓が苦手な人なら、
これらを探すのに2分くらいかかっているのではないでしょうか。
それが1日に10回あれば20分。
15回あれば30分です。
「自分のサイクル」を決めて整理・整頓する
整理・整頓が苦手なのは、
一度にやってしまおうとするからかもしれません。
基本的には、仕事をしながら
その都度、整理をしていくのが最もよい方法です。
さらに、
自分のルールとサイクルを決めて整理すると、
整理整頓が習慣化して、常にきれいな状態を保てます。
たとえば以下のようなサイクルを決めます。
朝の5分
月曜……机の上・引き出しの中
火曜……ファイル
水曜……パソコンのファイル
木曜……名刺
金曜……かばんの中
帰りの5分
月曜~木曜……その日、使ったものを元に戻して机の上をふく
金曜……捨てるものやファイルしきれなかったものなどを整理
月末の15分
とりあえず保存したものを再度整理するなど、
気になっているものを片づけ、翌月に持ち越さない
3か月に30分
ファイルボックスを収納している保管庫など、
普段はあまり手をつけない部分の整理をする。
使わない資料は捨てる、
念のため保存しておきたい紙資料はスキャンしてデジタル保存する、
使用頻度が少ないものは奥に移動させるなど。
整理・整頓のルールを見直しながら行うとよりよい。
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